締結日
ヒルカワ金属株式会社は放置竹林問題の解決を図り、「誰一人取り残さない」を合言葉とするSDGsを推進するために、令和2年12月7日に桑名市と「竹資源を活用したSDGs推進に関する連携協定」を締結しました。
日本は古来より竹に親しみタケノコを食べたり竹を日用品などに使ってきました。
しかし、安価な外国産のものやプラスチックの台頭によりその消費は激減しました。
また、農家の高齢化などにより竹林は荒廃していき、その繁殖力の強さで瞬く間に面積の広がりを見せています。
竹林は放置されると、地滑りなどの災害の原因になったり、里山が浸食されることで豊かな木々の荒廃、害獣の温床となり、自然環境や農業への悪影響があります。
ヒルカワ金属株式会社は放置竹林問題の解決を図り、「誰一人取り残さない」を合言葉とするSDGsを推進するために、令和2年12月7日に桑名市と「竹資源を活用したSDGs推進に関する連携協定」を締結しました。 桑名や地域の竹を資源化し持続可能な経済的循環事業を創出することで、放置竹林問題の解決に貢献し、SDGsの達成に向け桑名市とともに取り組むこととなりました。
桑名市との連携協定を基に、市民団体、企業、大学で構成する「桑名竹取物語事業化協議会」を令和3年2月15日に設立しました。
この協議会では桑名の竹資源を中心に、「竹林整備」、「担い手創出」、「六次産業化」、「企業誘致」を柱とした、持続可能な経済的循環事業の創出に具体的な行動を起こすため、様々な立場の関係者が一つとなりSDGsの達成を目指します。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。